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ユークリート工法Ucrete

朝日塗工では、ユークリート工法による
床施工を専門にて行っております。

ユークリート工法・塗り床施工に関する多くの実績や
専門的な知識・技術がございます。

工場・施設等の床の施工なら、当社へお任せください。

「お客様のご満足」を第一に、質の高い施工をご提供いたします。


ユークリート工法について

ユークリート工法とは、水系硬質ウレタンが主な材質の床材で、
耐熱性・耐衝撃性・抗カビ性・耐薬品性に優れており、
ホルムアルデヒド発散区分に関しましても
規制対象外F☆☆☆☆相当の安全性の高い床材です。

衛生面において、抗カビ性は非常に重要です。
ユークリートはカビの発生やバクテリアの繁殖の可能性が低く、
食品や飲料、製薬工場の床材としても最適です。

他にも、熱水殺菌する部分の床や蒸気洗浄を行う箇所の床、
濡れて滑りやすくなる床等への施工が適しております。
また、施工時の低臭性も特徴のひとつです。
水系硬質ウレタンが主成分のため、低臭です。

コンクリートへの付着性も高く、付着強度実験では乾燥面・湿潤面への
高い付着強度を示しました。
また、床材ユークリートUD/DPに関しましては、乾燥面へ施工後の「温冷繰り返し実験」においても
付着強度が大きく落ちることはありませんでした。

ユークリートは、様々なニーズに対応する高機能床材です。
工場床などの施工は、是非当社にお任せください。

防カビ・抗菌塗装に新たな提案

朝日塗工では、ユークリート・塗り床の施工について「防カビ・抗菌」についてご相談をいただくことが多くございます。
防カビ・抗菌を重視する方に向けて「ユークリート・PBM防カビ仕様」での施工を行っております。

PBMとは?

PBM(パシフィックビーム・モールド)は、日本で考案された画期的な抗菌・防カビ剤です。
非常に抗菌作用が強く、これまで対応が難しいとされてきた真菌(カビ)にも、抑制・防止効果を発揮します。

非流出系のため効果が長期間持続し、忌避効果と独自の複合技術によって、一般建物内に存在する約60種類のカビすべてを含む2000種類以上もの幅広いスペクトルを実現しました。これは世界最高レベルの効果です。

エコシステムを壊すこと無く、それでいて非常に強い抗菌作用を持つPBMを朝日塗工ではおすすめしております。

ユークリート・PBM防カビ仕様の効果について

「ユークリート・PBM防カビ仕様」とは、ユークリート床材にPBMを添加する画期的な工法です。
PBMを添加することにより、非常に高い防カビ・抗菌効果を得られます。
弊社では「ユークリート PBM0.3」と「ユークリート PBM0.5」の二種をご用意しております。

培養実験での結果

どの程度の抗菌効果が得られるかを実験したのがこちらのデータとなります。
加速試験と呼ばれる、培養環境下でカビが非常に発育しやすい状態での実験結果がこちらです。

1:PBM添加なし(培養日数)
7日 14日 21日 28日
1 1 1 1
2:PBM添加0.3% 「ユークリート PBM0.3」(培養日数)
7日 14日 21日 28日
0 0 1 1
3:PBM添加0.5% 「ユークリート PBM0.5」(培養日数)
7日 14日 21日 28日
0 0 0 0
4:PBM添加1.0%(培養日数)
7日 14日 21日 28日
0 0 0 0

※「0」:全く発育しない 「1」菌が10%以下の発育
※加速試験の環境では一般的な環境より非常に多くのカビが発生します。この環境では7日間で通常の約3ヶ月分、14日で約1年、21日で約2年、28日で3〜5年相当の実時間に相当します。

試験後の写真
 
より詳細な実験結果

より詳細な実験結果については、こちらにPDFをご用意しております。ぜひご覧ください。

より詳細な実験結果はこちら

 

ユークリート・PBM防カビ仕様 事例

千葉県勝浦市 株式会社西川様 勝浦工場
 

施工前

 

施工中

 

半勾配

 

施工後

株式会社西川様よりご依頼をいただき、千葉県の勝浦工場の床を施工いたしました。
西川様は以前からご依頼をいただいているリピートのお客様です。

勝浦工場は水産加工場となっており、窓のない室内での作業のためカビにお悩みとのことでした。
朝日塗工にて防カビ対策のご提案をしています。
施工は「ユークリート・PBM0.5」にて実施しました。

壁もユークリートにて同様に施工を行っております。

工場内にスロープとなっている箇所があり、スロープ部分を水平へ戻す作業もご依頼いただきました。
通常一週間かかる作業でしたが、樹脂の特性を活かし1日で半勾配を解消。
工期短縮をはかることができました。

 

ユークリート工法へ使用する床材の種類

ユークリート UD200SR

当社で扱っておりますBASFジャパン社製 ユークリート工法床材をご紹介いたします。

ユークリート UD200SRは、水系硬質ウレタンを主成分とした高性能床材で、食品産業の製造ラインなどの
熱水が流れる箇所で常時水濡れの状態となる床や厨房、釜下などの放射熱にさらされる箇所の防滑仕上げに適しています。

仕様
材質 水系硬質ウレタン
形態 4成分
工法 防滑(モルタル工法)
標準施工厚 6mm〜9mm
標準塗布回数 1回(仕上げ塗り)
施工工程

下地研削

 

端部目地切り

 

 

仕上げ塗り

     
施工厚/標準使用量
施工厚 kg/m2
6mm 12.6
9mm 18.9

ユークリートMF

規制対象外F☆☆☆☆相当
水系硬質ウレタンコンクリート・耐食美装床

ユークリートMFは、水系硬質ウレタンを主成分とした高性能床材で、
食品産業や流通産業床などのシームレスな平滑仕上げに適しています。

仕様
材質 水系硬質ウレタン
形態 4成分
工法 平滑(流し延べ工法)
標準施工厚 3mm〜6mm
標準塗布回数 2回(スクラッチコート、仕上げ塗り)
施工工程

下地研削

 

端部目地切り

 

スクラッチコート

 

仕上げ塗り

 

 

スパイクローラー掛け

 

仕上がり

 

施工厚と粗面度に応じた適用材料
施工厚 kg/m2
3mm 5.9
4mm 7.9
6mm 11.8

ユークリートRG

規制対象外F☆☆☆☆相当
水系硬質ウレタンコンクリート・巾木・垂直面用

ユークリートRGは、ユークリート床材の性能を保持した垂直面用の耐食材です。

仕様

形態 ユークリートRG:4成分
(パート1:ポリオール、パート2:イソシアネート、パート3:粉体、液体顔料)
プライマーRG:3成分
(パート1:ポリオール、パート2:イソシアネート、パート3:粉体、液体顔料)
工法 モルタル
標準施工厚 3mm〜9mm
標準塗布回数 1回(コンクリート下地へプライマーRGを塗布し直ちにRGの仕上げ塗り)
施工厚と粗面度に応じた適用材料
施工厚 kg/m2 m2/11.8kg(1セット)
3mm 6〜7 1.70〜2.00
6mm 12〜13 0.91〜0.98
9mm 18〜20 0.59〜0.65

ユークリートFL

規制対象外F☆☆☆☆相当
水系硬質ウレタンコンクリート・補修材/下地調整材

ユークリートFLは、水系硬質ウレタンの耐久性(耐衝撃耐重摩耗、耐熱性、耐薬品性)と
コンクリートの強靭性を合わせ持ち、頻繁な重量物の走行に耐える水系硬質ウレタン床補修材/下地調整材です。

仕様
材質 水系硬質ウレタン
形態 4成分
工法 モルタル工法
標準施工厚 12mm以上
標準塗布回数 1回
施工工程

脆弱部除去

 

下地研削

 

 

荒均し

 

仕上げ均し

 

施工厚と粗面度に応じた適用材料
施工厚 kg/m2
12mm 26.9
30mm 67.2
100mm 224.0

ユークリートDP(DP10/DP20/DP30)

規制対象外F☆☆☆☆相当
水系硬質ウレタンコンクリート・耐熱防滑美装床

ユークリートDPは、従来のユークリート床材の特性を受け継ぎながら、ニーズに合った凹凸程度を選ぶことができます。

仕様
材質 水系硬質ウレタン
形態 ベースコート 3成分
※4成分(着色タイプあり)
トップコート 4成分
工法 防滑(ニート工法)
標準施工厚 4mm〜9mm
標準塗布回数 2回(ベースコート+骨材散布)→
トップコート
粗面度 0.5mm、1mm、1.5mm程度
施工工程

下地研削

 

端部目地切り

 

ベースコート塗布

 

骨材散布

 

ポリッシャー掛け/清掃

 

トップコート

施工厚と粗面度に応じた適用材料


※ベースコート着色可

ユークリート床材の酸素指数について

酸素指数は、材料の燃焼を維持しうる酸素と窒素の混合物における酸素の最低濃度を表します。
不燃性および難燃性の判断は、JIS K 7201に定める酸素指数法により判断し、
酸素指数26以上のものを不燃性または、難燃性を有するものとして取り扱われます。

その場合には消防法(指定可燃物)の適用を受けないので、
20m3以上を貯蔵または取り扱う場合にも所轄の消防署へ届出が不要になります(消防庁通達)

床材名 施工厚 酸素指数測定値
No.1 No.2 No.3 平均
ユークリートMF 4 26.0 26.5 27.0 26.5
6 29.5 30.0 29.0 29.5
ユークリートUD200SR 6 40.5 40.0 38.5 39.7
ユークリートRG 6 42.5 42.5 43.0 42.7

※上記未記載のユークリートFL(下地調整用)は、上記RG、UD200SRより骨材比率が高く、
更に酸素指数は高いものとされております。
試験機関:(財)高分子素材センター
試験方法:JIS K 720-2「酸素指数による燃焼性の試験方法」

酸素指数は、材料の燃焼を維持しうる酸素と窒素の混合物における酸素の最低濃度を表します。
不燃性および難燃性の判断は、JIS K 7201に定める酸素指数法により判断し、
酸素指数26以上のものを不燃性または、難燃性を有するものとして取り扱われます。

その場合には消防法(指定可燃物)の適用を受けないので、
20m3以上を貯蔵または取り扱う場合にも所轄の消防署へ届出が不要になります(消防庁通達)

床材名 施工厚 酸素指数測定値
No.1 No.2 No.3 平均
ユークリートMF 4 26.0 26.5 27.0 26.5
6 29.5 30.0 29.0 29.5
ユークリートUD200SR 6 40.5 40.0 38.5 39.7
ユークリートRG 6 42.5 42.5 43.0 42.7

※上記未記載のユークリートFL(下地調整用)は、上記RG、UD200SRより骨材比率が高く、
更に酸素指数は高いものとされております。
試験機関:(財)高分子素材センター
試験方法:JIS K 720-2「酸素指数による燃焼性の試験方法」

ユークリート床の標準色見本

当社の施工事例

当社が行いましたユークリート工法による施工事例をご紹介致します。

東京都多摩 食肉工場

施工前

 
 

施工中

 
 

施工後

 

 

施工中

 
 
 
 
 

施工後